武道家FP GUNちゃんの“家計の護身術”ブログ
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2005年11月24日 (木) | 編集 |
「誇り」だけでは飯は食ってはいけない…

ビジネスとして考えた場合私もそう思うが、最近良く耳にする「姉歯建築設計事務所」関連のニュースを考えると、仕事のプライドとは何なのか?を考えさせられる。

コストダウン・仕事量の過剰請負・依頼元のプレッシャー等々、現在の元請=下請けの問題点の縮図を見ているようで頭が痛くなった…
関係している各人に、それぞれの責任があることは言うまでもないので、今更ここで触れることもないと思う。

私がここで問いたいのは、確信犯で基準に満たない図面を作成し、それで「あれ?申請が通っちゃった…」とマスコミの前で平気で言ってのけるその精神と、申請をずさんなチェックで通してしまった審査機関の意識の低さである。
住宅などは簡単に売ったり買ったりできるものでもなく、また、なくなってしまったら、日常生活に与える影響は計り知れない。
そういう生活の根幹に携わる仕事をしていると言う意識が低いとしか言いようがない。

彼らには、そういう大切な部分を支えているというプライドがなかったのだろうか?

いや、当初はあったであろうし、今でもそういう気持ちは持っているのであろう。
しかし、現実はそれを許さないことも多くあるだろう。

私は、このブログでも良く書くが飲み会が多い。
そう、私はお酒が好きである。
その私がいま許しがたいのはビールにおける酒税の事である。
簡単に言うと、ビールの酒税の区分けには3種類ある。

1.ビール
麦芽比率:67%以上のもの

2.発泡酒(第二のビールと言われている
麦芽比率:25%未満のもの

3.第三のビールと呼ばれるもの
麦芽比率:0%
その代わり、大豆やえんどう豆のような原料を使って、「ビール風」な飲料を作っている。




税率が高いのは、1、2、3と言う順である。
それも当然で、元々ビールの税金が高いから、税率を落とすことで、安く我々に提供しようとしたビールが発泡酒で、その税率にも国のテコ入れが入ったので、考え出されたのが「第三のビール」と呼ばれるものである。
そこには、ビールメーカーのプライドと研究開発の努力が確実にある。

そのビールにも今国のメスが入ろうとしている…
ビール類として一括りにして、旧「ビール」区分の税率を引き下げ、旧「第三のビール」区分の税率を引き上げて全体を調整する動きがある。
ビールメーカーは、コストを下げておいしいものを我々に提供するべく努力をしているのに、国はいとも簡単に税率の調整で税金を奪っていく…
その怒りは別の機会に譲ろう。

飲料は、我々の体内に入るものであり、いい加減な開発や手抜きをする事は、我々もその企業も命取りである。
故に、コストダウンや上がる税率、消費者サービスに挟まれた努力は相当なものではないかと推察する。

「耐震強度偽装疑惑」問題…
今回の関係者には、この辺りのプライドを取り戻していただきたい…


FPゆう坊のワンポイント
■瑕疵担保責任
瑕疵(見えない傷や破損等)が見つかった場合、発見した日より1年以内であれば、売主に対して損害賠償請求や契約解除をすることが出来る。
個人間であれば、中古住宅に関しては瑕疵担保を認められない契約の場合があるが、不動産業者が関与していれば、瑕疵担保は認めてもらえる。
新築なら、10年間は補償を受けることが出来る。
(詳しくは契約内容を確認して、専門家の相談をしてもらいたい。
今回の耐震強度疑惑に関して、該当者は瑕疵担保責任を問うことは出来ないのかな?

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コメント
この記事へのコメント
私も少なからず建築業界に携わっているので、「姉歯」の件は良くない事だという事が前提ではあるが、気持ちは良く分かる。この業界は、まだまだ古い体質が残っており、そのせいもあるのか、他業種に比べると景気の良さも感じられない。価格競争は本当に厳しく、それでいて最近は特に、ユーザーに対しては優しい企業が増加しており、安価であるという絶対条件の上に、付加価値や、アフターサービスの良さ等も求められる。これではどこかにしわ寄せが来ても仕方が無いという風潮がまかりとおってしまっても不思議ではない。図面に記載されている事が絶対であり、たとえそれが設計のミスだとしても、それに合わすべく努力をした上でそれがそぐわない事であると主張したところで、怒鳴られた挙句、他に変えるから帰れ!と言われるのがオチであり、そうでないにしても、無言の圧力を掛けられるのは必至である。また、検査だけ通ってしまえばその後はどうしてもいい等という言葉も平気で飛び交っている。誰もが始めは戸惑うのだろうが、年を重ねるにつれ、ぼやけてしまう。売上至上主義が第一義である以上、ある程度は仕方の無いことなのでしょうか?私はもちろんそうならないようにプライドを持って仕事をしたい。(建築業界の話というよりメーカーの立場になってしまった感もありますし、具体例を挙げられないので良く分かりずらいと思いますが。)
2005/11/25(Fri) 23:03 | URL  | 小江戸いも大師 #-[ 編集]
色々ありますよね…
小江戸いも大師さん

いつも書き込みありがとうございます。
いやいや、どの業界でもそうなんですよね…
綺麗事だけでは生きてはいけませんが、愚かなセコイ選択をすると、このような巻き添えをくってしまい、芋づる式に立場を失う事になってしまう…
我々は、生きていく上で、そのような選択を数限りなく迫られるのでしょうね…
それを選ぶのは、我々自身のバランス感覚に委ねるしかない所もあるでしょう。
一歩間違えば、私がその立場になってもおかしくない程、この件は、現代のビジネスに蔓延している風習なのかもしれない。
TVで関連各人が言っていたような「古い体質」で片付けて良いほど一部の話ではないと思います。
だからこそ、自戒の念もこめてブログに書いてみました。
小江戸いも大師さんは、業界ど真ん中で身に染みる思いなのでしょうね…
この事件がきっかけで、少しでも変わるといいんですが…なかなか簡単にはいかないかな?
後は、そういうサービスや商品を求める我々消費者も考える所はあるのかもしれませんね…
だって、業者間のサービスやコストダウンは、この辺りが起因しているのですものね…
もっと言えば、そういう生活を強いる国が…
なんて言っていたら、人のせいにしてばかりでキリがないですね…
それでは、今回の事件の当事者達と同じになってしまいますね…
お互い頑張りますか!(笑)
2005/11/26(Sat) 00:11 | URL  | ゆう坊 #-[ 編集]
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