武道家FP GUNちゃんの“家計の護身術”ブログ
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2007年02月16日 (金) | 編集 |
それでは、「それでもボクはやってない」を読んで思い出した岩本エピソード最終話。

■最終話
~答えが決まってるなら聞くんじゃねぇ!~

今から4年位前の話。
普段は、仕事の移動は電車で行うのだが、その日はイベントグッズを持って帰るため、車で移動をしていた。
最後のアポイントも終わり、家に帰る途中、渋滞に巻き込まれた。
ノロノロ・ダラダラ…
疲れて早く家に帰りたいのに…
殆ど車が進まないので、少しイライラしていた。

信号が変わって、少しだけノロノロ進み始めた。
いつでも止まれる様にブレーキに足を掛けておきながら、ラジオのチャンネルを押そうと目を離し、前を向いたら…
うわ!前の車が目の前に!!!
ガシャーン!!!
慌ててブレーキを踏んだが既に遅く、前の車に追突してしまった。

その勢いで、前の車もその前の車に玉突き状態で衝突!

警察に通報して、現場検証。

その時に、あれは警察官なのか?良く分からんけど、検証している係のオッサンが私のところに来て問いかける。

以下、会話内容(かなりのやり取りをしたので、記憶に強く残っている。言葉までは正確に再現できないが、ニュアンス空気感にズレはない)

オッサン(以下オ)「あなたは、時速何キロで走っていましたか?」

私「う~ん、何キロなんて分からないですよ」

オ「大体でいいんですよ。」

私「と言われても、メーター見ていなかったし、よそ見したからぶつかっちゃった訳ですし…」

オ「とりあえず、言ってもらえないと調書かけないんで、何とか思い出してくれませんか?大体分かるでしょ?」

低姿勢で穏やかだった口調から、だんだん苛立ちを表し始める。

私「何キロだったろう…?」

オ「……」

私「参ったなぁ…信号が変わってノロノロ動き出してすぐだったし、私もアクセルは踏んでいないから、10キロくらいですかね?」

オ「え~!!!そんな訳ないでしょう!(笑)」

私「???」

オ「10キロで、ここまでの玉突きにはならないですよ!もっと出してたでしょ?」

私「だから、よく分からないけど、何キロかと聞かれたら、アクセルも踏んでいなかったし、動いてすぐだったから10キロぐらいだと思うと言ったんですよ。でも、そんなもんだったと思いますよ。」

オ「いくらなんでも10キロはないよ。もっと良く思い出してみて」

私「ハァ?思い出して言っていますけど。その根拠も説明しましたよね?」

オ「私は、この仕事長くやってるんですが、10キロでこのような事故になったなんて見た事がないですよ!」

私「…(なんなんだこのオッサン)」

オ「私の経験からいくと、時速30キロは出てないと3台の玉突き事故になんてならないんだよ!だから、もっと良く考えて。」

なんか変なやり取りだなぁ、その違和感は、私がこのやり取りに慣れていないからだ!
こんなやり取りまともな会話ではありえないものな!
オッサンは、私の自供を促しているのか!やっと気が付く。
それも、自分達の実績に沿った都合のよい証言をとるための自供をさせようとしている。
現場検証、事情聴取(?)とはいいつつ、こちらの事情なんてまともに聞く気がないんだよな!

で、私が答える。

私「30キロ?そんなにスピードは出てませんよ。それはないです。」

オ「ちゃんと考えてよ!10キロなんて(苦笑)、それじゃこんなにはならないの!」

私「そんなこと知りませんよ、10キロじゃないかもしれませんが、30キロは出てませんよ。それじゃぁ、通常の走行じゃないですか!渋滞で、信号が変わってすぐの状態で、アクセルも踏まずに一瞬ラジオに目が行っただけの時間ですよ?30キロはないですよ!」

オ「だけど、10キロでは無理なの!前の車は止まってたんでしょ?10キロじゃ3台の玉突きにはならないの!よく考えてよ~!」

私「元々良く分からないのを無理やり言わせてるんじゃないですか!それで、状況を思い出して10キロって答えたら、それは違う!って、それはないでしょう?こっちはその根拠も言っているんだから!」

オ「と言われても、あなたが勘違いしているから経験を元に普通はこうだよと言っているだけだから…」

私「そんな実績は知りませんが、決して30キロじゃないですよ!それじゃ、玉突きにならないと言うんなら、15キロ~20キロくらいなんじゃないですか?」

オ「いや、それでもこんなにはならないよ。よく車見てよ、こんなにヘコんでいるんだよ?それが、15キロくらいのはずはないでしょ?ホントに15~20キロくらいかなぁ?」

私「だから、状況説明したでしょ!」
 「そんな状態で、30キロ出ているとは思えませんよ!」

私も語気が強くなる!

オ「仕方がないなぁ!じゃぁハッキリ言うけど、今までの経験・実績で、このくらいの事故になるには、最低でも時速30キロは出ていると検証結果が出ているの!あなたもそのくらい出てたんじゃないですか?」

私「じゃぁ、私に聞く必要なかったじゃないですか!勝手に30キロって書けばいいじゃないですか!」

オ「それはできないよぉ~(笑)あなたの口から言ってもらわないと。私達が無理やりいわせた形になってしまいますから」

私「もう、無理やり言わせているのと変わらないでしょ?」

オ「何とかちゃんと思い出してくれませんかね?」
 (私の質問にはスルーして話を進めてきやがった!)

私「10キロはありえないと言うなら…でも、どう考えても15キロを超えるほどのスピードは出ていないと思います。とにかく、30キロはありえません!」

オ「あなたも頑固だねぇ!思い違いということもあるから、ゆっくり考えてくださいよ。普通はこのくらいなら30キロ位出ているけどなぁ…」

もう面倒になってきた。
どちらにしろ私の前方不注意には違いないし、結果は一緒だし、10キロも30キロも関係ないや!
とにかく、このオッサンとの会話をやめにしたい。

私「30キロなんでしょ?そう言って欲しいんでしょ?30キロで走ってました」

オ「(紙にその旨を書きながら)30キロで走っていた…と」

私に、オッサンが書いたメモを見せて、合わせて読み合わせ、そして、「これでいいですね?」と聞かれる。

「本当は違うけど、30キロなんでしょ?ハイハイ。」

とだけ応えて、警察署へ行って色々あって開放。

どうだろうか?
皆にも似た経験はおありなのではないだろうか?

警察が行う取調べと調書の取り方ってこんなものなのか?と疑問に思うのと同時に不愉快になった。
冤罪とは、こういうインチキ調書が正当性を持ち、本当の事が押し込められていくのだろうと思った。

よく考えたら、これって恐ろしいよぉ!
だって、権力側にいる者たちの意向に沿わなければ、本当のことですら抹殺されていくんだから…

それを裁判などでは有効な証拠として扱われるんだから!
「それでもボクはやってない」を読んでビックリしたが、もっと怖いのは、検察側は持っている全ての証拠を開示する必要性がないと言うではないか。
今回のような捻じ曲げた調書を取られなかったとしても、検察側に不利ならばその情報は明るみに出ない可能性がある…
それってどういうこと?
開示させるには、弁護士が正当性を主張していかなければならないらしい。
故に、それができる弁護士間で有能かそうでないかの能力査定がなされるのだろう。

○○のカードを切ってきたか…
それでは、こちらはこのカードを…

知的な戦略として、政治的なやり取りでこのような表現を使って説明しているのを時折耳にする。

裁判も、お互いのカードの切り合い…
そうなんじゃないかと先の本を読んで感じた。

こんなもの、当事者を無視して、周りだけで知的ゲームを楽しんでいるとしか思えない。
当事者の人生がかかっているのに、何のカードを切って、その戦略がどうのこうの…証拠があるのにそれは不利になるから見せない…
そして、相手に攻め込まれないのが“良い・上手い”と評価されてしまう。

真実は何処にいってしまったのだろうか?

よく、起訴された時点で裏づけがなされていると聞く事がある。
まぁ、それは間違ってないだろう。
しかし、先の私のような調書・証言の取り方をしている者がいるのも事実である。
10キロが30キロになる程度ならまだいいが、やっていないものまでやった事にされたのではたまったものではないだろう。
※まぁ私も、やっていない(と記憶している)事をやった事にされたのだが…

証言を撤回することはできるみたいだが、それだって、時間もお金もかかる。
捏造された調書のおかげでそんな手間隙をかけなければならないなんて、かなりの屈辱である…

本にあった「真実を見極める場所が法廷なのではないのか?」という問題提起を思い出す。

法律の世界に疎い私ゆえ、今までの話は、冤罪や法曹界を語るのにズレのある例え話であったかもしれないが、人は誤解や勘違いを犯すもので、それだけを一方的に信じるのは危険すぎるということ。
また、私が受けたような権力側の歪んだ圧力の実態、等々を伝える事は出来たと思う。

冤罪には、このような発生メカニズムが少なからず影響を及ぼしていると思う。

結論付けるようなことは何も言えないが、これから裁判員制度が実施されると言う。
その際に、我々も裁判に参加す機会が出てくる。
人生を左右する結論を導く過程に携わることとなるだろう。

冤罪の反面、少年法や他法律の隙間をつき、確信犯で悪事を行う者たちもいる。
法を扱い、裁くというのは難しいことだ…
「人が人を裁く」
確かに、その現実を意識して考えなくてはならないだろうと思う。



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コメント
この記事へのコメント
ひど~い(ーー;)
なんか・・・許せないですね~!こういう対応!
自分が望んだ答え以外は却下なんて・・・。
警察の取調べの怖さは、ニュースで見るか本で読むぐらいしかないと思っていたけれど・・・
実際ゆう坊さんは、こんな嫌な経験されたんですね~(>_<)
たぶんもうとっくに思い出に変わっているとは思いますが・・・
私は、当事者でないにもかかわらず
と~っても悔しい思いを抱きました!
メッチャ腹立つ~(ーー;)
2007/02/18(Sun) 23:41 | URL  | BYSプランニング 黒木亜美 #-[ 編集]
黒木さん
自分が巻き起こした事故とはいえ、その警察?の対応には腹立ちましたよ!
世の中には、権力を握ると人が変わるアホもいますから、黒木さんも気を付けてくださいね!
権力で思い出しましたが、プチ権力を握ったヤツも腹立つことありますよね?
例えば、駐車場やビルの警備員とかそうじゃないですか?
無駄に横柄な態度でイラつく人いますよね?
私は、前に宿泊したホテルの駐車場の管理人の態度にイラついて喧嘩したことあります。
内容は忘れちゃいましたけど…
2007/02/19(Mon) 01:01 | URL  | ゆう坊 #-[ 編集]
プチ権力
プチ権力もやっかいですね~!
小学生の時、学級委員長になったとたん自習時間に先生風を吹かせて、本読みをさせていたK子ちゃん。
「はい立ってなさい!」のセリフ言いたかったんだろうなぁ。
学力&人気を兼ね備えていた彼女、次回から誰も投票しなくなっちゃいました^^;
権力って、そんな魅力的なのかな?
一度味わってみたいですネ。
あっ!家では、結構プチ権力発揮しているかも・・・(笑)
2007/02/19(Mon) 01:26 | URL  | BYSプランニング 黒木亜美 #-[ 編集]
そういう人に限って…
K子ちゃん、立場に酔っちゃいましたね?
皆が認める力の一端を与えられる喜びと、その遂行への責任感が若干の横柄さへの言い訳となり、時が経つにつれ、感覚が麻痺してくるんでしょうね…

権力ではないですが、私にも力があったら…と思ったことがあります。
ちょうど、ブログでも書こうと思ってたのでその話は本記事に譲ろうと思います。
2007/02/19(Mon) 10:41 | URL  | ゆう坊 #-[ 編集]
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