武道家FP GUNちゃんの“家計の護身術”ブログ
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2007年02月11日 (日) | 編集 |
を読んだ。

既に、映画公開されて観た方もいると思う。

しかし、私は観たのではなく、読んだ。

「それでもボクはやってない
  日本の刑事裁判、まだまだ疑問あり!」 幻冬舎

周防正行監督の映画シナリオ完全収録
カットシーンの解説
元裁判官、木谷明氏と周防監督との対談

といった内容が収められている書籍を買って読んだ。

実のところ、この本、結構前に読み終わっていた。
読んでいる途中は、その時々で思うところがあり、読み終わったらブログに書こうと思っていたのだが…
しかし、読み終わってみると、どう書いていいのか分からなくなってしまった。

どうまとめていいか分からない…
自分の結論を何処に持っていって話を書けばいいのか分からない…
どの切り口をクローズアップして書けばいいのか分からない…

それぞれの立場や司法の現状、我々意識の問題、警察って一体?、証拠とは?人の記憶とは?

私にも法曹界(または、目指している者)に知人がおり、皆、努力をしているし、尊敬できる人柄をお持ちの方々ばかりであるので、このような事を書くのは気が引けるし、もし、このブログを読まれたら当人達からもお叱りを受けそうだが…

「裁判自体が、人生のかかった原告・被告をよそに、背景・証拠などのカードを出し合い、そのカードゲームを法曹三者がただ楽しんでいるように見えてきたりして…」

この本を読んで、残念ながらそう思ってしまった場面もあった。

まぁ、そのような感覚が正しいのかどうかも分からず、色々な思いが混沌とし、なんとなく書かずにここまできた。

法曹を目指している訳でもなく、ましてや私の足りない頭では、いくら先延ばししようが考えがまとまる訳でもないので、とりとめもなくなるだろうが、本を読んで感じた事を少しだけ書いてみようと思う。

この本でも書かれていたが、日本の法曹界を考える上で…みたいな大それた話は、現時点で勉強不足の私では書くことはできない。
もっと俗っぽい、身近なお話として語ることになることは予めご了承願いたい。

周防監督がこの映画を企画するキッカケとなった「お父さんはやってない」(太田出版)、この本は読んだことはないが、ニュース等で事件の存在は知っていた。
痴漢冤罪で無罪を証明したというニュースは、かなりの衝撃をうけた記憶がある。
痴漢の無罪証明ってどうやったんだ?
単純に不思議に思った。
当時の電車の中を再現して、本当に被害者を触る事ができたのかどうかの検証結果が有力な証拠となった話を覚えている。

しかし、多くの痴漢冤罪事件は、卑劣な罪の濡れ衣を着せられる屈辱を味わい、その上、殆どが無罪を証明する事が難しい中で、泣き寝入りを強いられていると聞いている。
恐ろしくて満員電車に乗ることすら躊躇われると言うものだ!

だからこそ、先の痴漢冤罪を証明して無罪になった話は私の中に強く印象に残ったし、痴漢に関しては、一度疑われたら、例えやっていなくても無罪証明する事がこれほどまでに困難なものなのか?と知る事件ともなり、本当に恐ろしく思った。

満員電車は、かなりイライラする。
悪気はないのは分かっていても、電車の揺れに合わせて押してくる人に苛立ちを覚えることはある。
逆に私自身も、電車が揺れて、鞄が前の女性の背中に当たってしまった時、振り向いて睨まれた事もあった。
私の鞄が彼女の安定した姿勢を阻んでいるのだろう。
その彼女の気持ちは分かる…しかし、動けないのだから仕方がない。
その彼女、揺れて自分からぶつかってきたのに睨まれた時には、ひと言いってやりたかったが、睨み返すだけで我慢した。

いや、恐らくその彼女も私が故意でやっていないのは分かっているのだと思う。
しかし、それでも苛立ってしまうのが満員電車と言うものだろう。
もし…
もしであるが…
その彼女が、既に別のことで気分が落ち込んでいて、イライラしていたとしたら…?
そして、いけないことと分かっていても、誰かにその苛立ちをぶつけたくなってしまったら…?
ぶつかってくる私に対して

「やめてください!この人痴漢です!」

と言われてしまえば、冤罪を被る可能性だってあるのではないだろうか?

こんな稚拙な例えで恐縮だが、こんなレベルですら痴漢犯罪では被害者証言が優先される可能性があるのではないだろうか?

これは、大変恐ろしいことだと思った。

昔、小学生の頃だったか…?
スカートめくりが流行って、クラスの女子が担任の先生に言いつけて問題になった事があった。
その時、実は女子もそれなりに男子に対してズボンを下げようとしたりして対抗しようという動きがあったのである。
とはいっても、男子のスカートめくりの頻度に比べれば微々たるものだったが…

問題になった時に、我々男子は、女子達の先に書いた対抗策について触れ、かなり無理はあるのだが「お互い様だ!」と主張したのである。
その時に、担任(30代前半の女性)が言った言葉を今でも鮮明に覚えている。
※(   )内は、私の心の声

「皆がしている行為は、痴漢行為といって、犯罪なんですよ!」
(おう!納得だ!)

「男子は、“女子も同じ事をしている!”と言いますが、仮に本当にしているとしましょう。」
(だから、仮にじゃなくて、本当にしているんだって!)

「しかし、女性がこのような事をしたといった事件を聞いた事がありますか?」
(知るか!小学生が隅々まで新聞読むかよ!)

「女性が、男性に卑猥な行為をして捕まると言う事件はないんですよ!」
(なにぃ!小学生相手だからって、そんな無茶いっちゃいかんだろ!)

「いえ…ないとは言いきれませんが、それでも、事件として扱われることは少ないんです…」
(???)

「男性と女性、痴漢をしたとしても、捕まってしまうのは男性なんです。それだけ痴漢行為では男性の犯行が多いんです」
(な、なんで?女性は無罪ってこと?)

「もし、痴漢の犯人として、男性と女性一人づつ疑われる事があった場合、間違いなく男性が犯人にされるんですよ。」
(女性がやったとしても?)

「そう、本当は女性が痴漢をしていたとしても、疑われて犯人とされてしまうのは男性です…」
(「そう」って、俺の心の声聞こえちゃった?)

「だから、皆もスカートめくりのようなことはやめましょう!」
(分かったような、分からないような…)

この話は、小学6年生の私には強烈だった…

え~!!!
スケベなことに関しては、“今までそうだったから”と言うだけの理由で、男性が不利になっちゃうのかよ!そりゃないだろ~!!!
と、当時そう思った。

今思えば、その担任の云わんとしている事は分からなくもないが、それでも、この担任の言葉は間違っている。
こんなべらぼうな話はないだろう?

と、私の場合かなり前から、痴漢冤罪の恐ろしさを漠然とながら感じていた事になる。

それで、私の恥を晒すようだが、冤罪や警察官の強引な書類作成について、私の昔話を交えながら書いてみたいと思うが、長くなったので、その話は次回に譲る。



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コメント
この記事へのコメント
んまあ、小学生に対してスカートめくりはやめようということはよく言われましたね。
だけど、痴漢を例に出す先生はいませんでしたよ。スカートめくりを痴漢に置換して考えさせるっていうことっすか!! くっだらね~ 笑
僕は法曹とは全く関係のない人間なんで、なんとも言えませんが、冤罪って人間の主観が入ってしまって起きてしまうんじゃないすかね? 結局判断するのは人間だから、全部を客観的に論理でもっていくことは難しいんじゃないかと。違います? そんな気がするんですよね~ とりあえず結論として、GUNさんは通勤電車だけでなく、いろんなとこでかなり気をつけたほうがいいということです。笑 
2007/02/12(Mon) 13:57 | URL  | 電車 #NtRWEAWo[ 編集]
痴漢されて泣き寝入りしている女性は多いのに、たまたま捕まった人は無罪、、この現状には苛立ちます。
痴漢だけに限らず、被害が形として残らない犯罪は証拠が証言に偏ってしまうから難しい、、
また、会った時、感想聞かせて下さい。私も時間を見つけて読んでみます。
2007/02/12(Mon) 16:26 | URL  | 破壊神 #-[ 編集]
コメントまいど!
電車
その本の帯に「人は人を裁けるのか?」とあったよ。
人間社会でルールができれば、そのルールを見守り、裁く者が出てくるでしょう。
犯罪は、人の心にあり、いつの世にも存在すると考えるならば、人が人を裁き、秩序を保とうとするしかなくなるかもしれないね。
冤罪の発生メカニズムについて、私は良く分からんけど、人間の主観が影響していることはあると思うよ。
で、コラッ!私を歩く○○みたいに言うんじゃいよ!(笑)
でも、気をつけま~す!

破壊神
これまた、この本で周防監督が語っていたことだけど、“ある言葉”を木谷先生の言葉だと思っていたのに、実際には木谷先生の本には書いてなかった。
しかし、周防監督は木谷先生の本からその言葉を読んだと疑っていなかったらしい。
証言には、そういう恐ろしさもあるよねぇ。
私の記事でも、担任の言葉を“明確”にと書いてはみたけど、それだって、印象優先で何処まで正確なのかも分からないのかもしれない…
そうだね、またそんな話もしよう!
2007/02/12(Mon) 23:36 | URL  | ゆう坊 #-[ 編集]
チカンってさ 暁かに!ってのしか 私は何も言わないなぁ
混雑時は 私に触りたくなくても 手がたまたまそこにあった!なんて事は 当たり前だしね。
たったソレだけの事で ガタガタ言うな!って反対に思う。
あきらかにさ 下着に手入れるとかだと 警察に突き出したくなるけどね。。。
旦那に言ってます。
チカンと間違われた時は 正義じゃなく 逃げるが勝ちだから
家族の為に 絶対に逃げて下さい!っと・・・。
こんな変な世の中だから 仕方ないよね。
2007/02/14(Wed) 12:06 | URL  | ☆桂っち☆ #-[ 編集]
☆桂っち☆へ
アハハハ!
気遣ってフォローしてくれてありがとう!
桂っちのような女性が多いと、我々男性も過剰反応しなくて済みそうだよv-10

疑われる我々も不愉快だけど、痴漢で嫌な目に遭っている女性も多いから、多少の過剰反応は男性側も目をつぶるしかないのでしょうが…

ゆえに、男女お互いがこのような感情を生じさせる卑劣で卑怯な痴漢犯罪は許せませんよ!!!

自慢じゃないけど、私はスケベだけど、そういう陰湿なスケベは絶対にしない!
スケベは認めちゃってるのが恥ずかしい…
本当に自慢する事じゃなかった…v-12

私が定時に通勤していた時の話だけど…
痴漢大量発生と悪名高き「埼京線」、それも発生率No.1の新宿方面最後部車両に乗って通勤していたのよ、私。
月に2~3度は、女性の「やめてください!」という声を聞いたものでした。
そんな中で、やはり数人は「やっていない」と言い張り、駅で降りて逃げようとした痴漢容疑者がいるんだけど、そのどれも例外なく皆に押さえ付けられて、駅員室行きだったよ…

あるオジサンなんて、痴漢を捕まえようと一生懸命になる余り、最終的には寝技に持ち込んでたからね。
周りで見ている若者達が「あれは、柔道だな…」とか解説していたのが今でもおかしくて印象に残ってます。

ってことで、なかなか逃がしてもらえないよ~。
2007/02/14(Wed) 14:04 | URL  | ゆう坊 #-[ 編集]
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